シンフォギア考察「位相差障壁の突破について(中編)」
前回、シンフォギア以外でノイズに対抗できる兵装について解説しましたが、そのいずれにも特殊なエネルギーが用いられているという共通点が存在し、そのエネルギー源にこそ位相差障壁を突破する鍵があるのでは?という疑問を提示して一度区切らせて頂きました。
では、その特殊なエネルギーとは何なのか。何故その結論に至ったのか。
今回はそこを考察していく記事となっております。
先に前編を読んでからご覧下さい。
シンフォギア考察「位相差障壁の突破について(前編)」 - エミログ
・いかなるエネルギーがこれを可能にするのか
位相差障壁を突破する特殊なエネルギー源とは何なのか。これに関しては、既にアニメ本編およびXDで何度も登場しています。
それは勿論、聖遺物のエネルギーです。
・聖遺物とは?
広義における意味合いでは、宗教における諸聖人の遺体、またはそれに触れたもの(衣服や所持品といった遺品)の事です。各宗教にて、聖者崇拝のしるしとして尊敬されています。
代表的なもので言えば、キリスト教における十字架や聖杯、仏教なら仏舎利辺りが有名でしょうか?
しかし、神(アヌンナキ)とされる存在が異星人であるシンフォギアの世界においてこの言葉は、それらとは全く異なる物品を指し示しています。
例えば、北欧神話の主神オーディンの槍【ガングニール】や、狩猟の神ウルの【イチイバル】。古事記でスサノオが八岐大蛇を退治した際に使った聖剣【天羽々斬】など。
シンフォギアの世界における聖遺物とは、先史文明期の遺産。世界各地の神話や伝承に登場する、超常の性能を秘めた武具を指す言葉です。
いずれも災害級とさえ言える程に強大な力を有しており、現在では製造不可能な異端技術(ブラックアート)の結晶で、世界各国の研究機関は喉から手が出るほどそれらを欲しています。
中にはF.I.S.のように裏で聖遺物や異端技術を独占している組織や、アーネンエルベ機関のように世界大戦の頃には収集を始めていた組織もあるようですね。
アガートラームの力は、武器ごと腕を銀に変換されてしまったのが由来であり、聖骸そのものに力があるわけではない。シェム・ハのミイラも発見後、腕輪を残して塵となってしまっている。
ちなみに、アガートラーム(エンキの左腕)やシェム・ハのミイラ。即ちアヌンナキの肉体や、その一部は『聖骸』と呼ばれ、聖遺物とは似て非なるものとして区別されています。
無印にて、シンフォギア作中世界における神話や伝承とは“人類とノイズの戦いの歴史”であると語られており、シュメール文明以降の神話に登場する神々や英雄は全て、聖遺物の力でノイズと戦った人々が神聖視されて記録された物だとされているようです。
つまり、多くの聖遺物が現存していた神話の時代の人類は、完全聖遺物を直接振るう事でノイズに対抗してきたわけです。
完全聖遺物が単体でノイズを殲滅できるのは、無印のデュランダル起動シーンにて確認できます。
・現代での聖遺物の価値
かつてはノイズに直接対抗しうる武器そのものだった聖遺物ですが、時代の流れと共に忘れ去られ、遺跡の中で経年劣化の一途を辿ります。
無傷の状態で残っている【完全聖遺物】は希少なものとなり、殆どの聖遺物はその力を僅かに残した欠片しか残っていないというのが現状です。
作中でカ・ディンギルの炉心となった完全聖遺物【デュランダル】
そんな聖遺物の欠片ですが、シンフォギアの世界情勢は「聖遺物の起動」を、化石燃料や核燃料をも超える「新エネルギーの可能性」として捉えているようです。(※1)
聖遺物の中には、そのまま武器として振るう事が出来るものから、超常の特性こそ有するものの直接的な攻撃力はもたないものまで、多種多様なものが存在しています。
一応【不和の林檎】等のように、ノイズとの戦闘以外を目的とした聖遺物も存在している。そちらはおそらくノイズと同様、人類の争いの歴史の中で生まれたものだろうと推察される。
武器ではない聖遺物にも先史文明期由来の超エネルギーが秘められていおり、一度起動に成功さえすれば励起状態を保ち続ける事が、本編およびXDで何度も描写されています。
【デュランダル】や【ネフィリムの心臓】がそうであったように、形は違えど全ての聖遺物は例外なく「高エネルギーの集積体」だという事は間違いありません。
各聖遺物には固有のエネルギー波、『アウフヴァッヘン波形』が存在する。励起する度に発せられるため、聖遺物そのものにエネルギーが宿っている事を表している。
要点をまとめると、下記の三点です。
- 聖遺物とは先史文明期の遺産を指している。我々が現実において聖遺物と呼んでいる宗教的な遺物とは全くの別物。
- 神話や伝承に残る強大な力を秘めており、現代技術では製造不可能。
- 起動すれば半永久的にエネルギーを供給可能。そのため世界各国が確保のため躍起になっている。
さて、ここで元の議題に立ち返ってみましょう。
①位相差障壁の突破
ノイズと戦うにあたり最も厄介なのが、前編にて先述した位相差障壁。存在を異なる世界にまたがらせる事で、通常物理法則下にあるエネルギーを減衰~無効化させるという、雑魚キャラにしてはチート過ぎる能力です。
では、通常物理法則下にないエネルギーなら?
聖遺物のエネルギーは、通常の物理法則を超えた力を有しています。
荷電粒子砲の炉心にすれば月を破壊し、
浮遊大陸(宇宙船)の動力路にすれば、周囲の重力を操り浮上する。
シンフォギアの核となっているのも、聖遺物の欠片です。
あくまで欠片なので完全聖遺物ほどの力はありませんが、その僅かに残った力を“歌の力”で増幅させる事で、強大な力を発揮します。
この辺はシンフォギアGX第1話、通称『6分でわかるシンフォギア』でお馴染み。
世界で2番目に高い山であるK2の標高を、世界3位に下方修正させる程度は朝飯前です(笑)
そういった通常の物理法則を超えたエネルギーを生み出せるのですから、位相差障壁を突破できるのにも納得ではないでしょうか?
つまり、超エネルギーでブン殴るッ!!
これが位相差障壁の突破方法という事になるのでしょう。
②位相差障壁の“調律”って?
しかし、シンフォギアは完全聖遺物と違い、欠片に残った僅かな力を増幅することで運用しているため、完全聖遺物に劣ってしまう部分も幾つかあります。
その一つが、完全状態だった頃に比べて聖遺物の力が低下している事です。
K2の標高を下方修正させ、空母くらいは余裕で沈めるシンフォギアですが、それはあくまで相手が通常の物理法則下にある存在だからです。
いくら聖遺物の欠片の力を増幅させても、劣化・破損に伴い欠けてしまった力は、元の通りには戻りません。エネルギーの量は足りているのに、エネルギーの質が一定値を越えられなくなってしまったのです。
いくらフィーネとて、聖遺物を改良する事は出来ても、破損した聖遺物を修復したり、新たに生み出す事は出来ません。カストディアンによる聖遺物の製造技術は、フィーネでさえ再現出来なかったのです。
ならば、どうすればいいのでしょうか?
ノイズの方をこちらの世界へと引きずり出せば良いじゃない。
そうして、シンフォギア・システムに搭載されたのが、攻撃の瞬間にノイズの存在を「調律」し、位相差障壁を無効化する機能です。
さて、ここまで長々と『位相差障壁は聖遺物が持つ、物理法則を超えたエネルギーによって突破可能』だと語って来ましたが、設定を読み返すと、もう一つ疑問が生じます。
- シンフォギアシステムから繰り出される攻撃は、 インパクトの瞬間、複数の世界にまたがるノイズの存在を「調律」し、 こちらの世界(通常物理法則下)に無理矢理引きずり出すことで位相差障壁を無効化、 ロス無くダメージを与える機能が備わっている。(※2)
この、位相差障壁の“調律”とは一体どんな理屈なんでしょうか?
筆者はこの記事を書く為に、改めて調べ直してみましたが……
説明がちょっと難しい。
いや、ここまで言っといて!?と思うかもしれませんが、この部分の説明には量子物理学が絡んで来るんですよ()
なので、この『調律』の説明に関しては、一番近い例を他作品から引っ張ってくる事にします。
その名も、超空間波動怪獣メザード!!
別次元に存在している時は、クラゲのような姿で認識されるが、これは影のようなもの(画像左)。本当の姿はクラゲとタコを合わせたような身体に、骨のような長い首が付いた不気味な外見をしている(画像右)。
ウルトラマンガイア第4話『天空の我夢』に登場。
異次元に棲む怪獣で、姿は見えるがこの次元には存在しない、量子理論上の存在として現れる怪獣です。
そのため、防衛チームXIG(シグ)の戦闘機からの攻撃は全てすり抜けてしまい、更には特殊な振動で高層ビルを粒子化。お台場をどんどん砂漠に変えていきました。
そう。この怪獣は、ノイズとほぼ同じ能力を持っているのです。
これに対して主人公、高山我夢は『パイロットウェーブ』を開発。
量子の状態、即ち「波」のようなものとして存在しているメザードに、特殊な干渉波をぶつける事で、こちらの次元へと引きずり出す事に成功しました。
これを調べるにあたって『二重スリット実験』というものに行き当たったのですが、メザードの設定に使われてるのはどうもこれらしいのです。
ただこの実験、専門家の間でも意見の分かれる部分が多いらしく、一般解釈とされているもの以外にも複数の解釈が存在する未開の分野らしいです。それに踏み込んで攻略してみせた我夢の天才ぶりがうかがえますね。
一応、見つけた中で一番分かりやすい説明の記事を貼っておきますので、興味のある方は調べてみてください。
【誰でも分かる】「量子力学」ってなんなの? 詳しい人に聞いてきた【入門編】 | i:Engineer(アイエンジニア)|パーソルテクノロジースタッフのエンジニア派遣
ところで皆さんは、ノイズキャンセリングという言葉をご存知ですか?
イヤホンやヘッドホンで音楽を聴く人は聞き慣れている言葉だと思いますが、一応説明しておきます。
ノイズキャンセリングとは、イヤホンやヘッドホンの着用時、外部の音に邪魔されずに音楽などを楽しむことができるというものです。騒音を取り除いてくれる機能というわけですね。
ノイズキャンセリングには、二種類の仕組みが存在します。
一つは、イヤーチップ(イヤーピース)やイヤーパッドの材質や形状を工夫し、耳に物理的に「壁」をつくって外部の音が入ってこないようにするのが「パッシブ(受け身な)・ノイズキャンセリング」。通称PNCです。
もう一つは、+と−を合わせれば0になるように、消したい音の波と真逆の形(逆位相)の波を発生させ、互いを打ち消すアクティブ(能動的な)・ノイズキャンセリング。通称ANCです。
何故、唐突にこの話を持ち出したかと言うと、シンフォギア・システムには、このANCの仕組みが応用されていると考えられるからです。
メザードの設定を踏まえると、位相差障壁によって存在が別次元にまたがったノイズもまた、量子物理学的に「波」のような状態であると考察されます。
同時に、「音」も空気を振動させる「波」とされています。「音波」というのは、音の波の事を指す言葉です。
そして、シンフォギア・システムには、装者の戦意に応じて旋律を奏でる機能があります。つまり、常に周囲へと音波を放っている状態なのです。
位相差障壁によってノイズが「波」の状態であるならば、シンフォギアシステムの旋律がノイズとは逆位相の波を発生させる事で、触れた瞬間にノイズの波を打ち消す事ができます。逆に、ノイズの方から触れられた場合も然り。
つまり、ノイズに攻撃が当たる際、その位相と真逆の波形となる音波をぶつける事で位相差障壁を無効化。この現象を「存在の調律」と呼称しているのだと、私は考察します。
そしてこれを防御に転用したものが、「バリアコーティング機能」です。
ギアとノイズのどちらを対象としているかで機能が変わっているだけで、理屈は同じものみたいですね。
言葉の意味合い的には、ノイズ側の波形がシンフォギア側の波形と逆位相になるように干渉しているのかもしれませんが、そちらの場合だと説明つかないので、上記の解釈で話を進めたいと思います。
もしもこの通りだとすれば、了子さんは量子物理学にも通じていた可能性があるということになります。
現代の専門家の間でも未だに解釈が分かれている領域にさえ足を踏み入れ、しかもそれを超越しているなんて、流石は天才……恐ろしいですね。
そして株が上がる度に、彼女の本職が考古学者なのを忘れてしまいそうになる……(笑)
了子さん推しの皆さん、忘れないであげてくださいね?
要点まとめ
- 位相差障壁に干渉してこちらの次元の物理法則下に強制固着させるのが「位相差障壁の調律」
- ギアを旋律によって音波振動させることでノイズからの侵食を防護するのが「バリアコーティング機能」
- 了子さんは量子力学の知識もあった。
③聖遺物のエネルギーに匹敵するもの
シンフォギアが位相差障壁を超えるのは、聖遺物のエネルギーと、歌の力が大きく絡む技術のニコイチだからである事が分かりましたね。
ですが、聖遺物のエネルギーの方についてはまだ語ることが残っています。
前述しましたが、シンフォギアやその他対ノイズ兵装は、『超エネルギーでぶん殴る』ものだと考察しました。
メックヴァラヌスやヴィマーナは聖遺物が由来ですが、AD兵器やエレクライトはどうなのかと疑問に思っている読者もいることでしょう。
〆に入る前に、その疑問にも答えていきます。
まずはエレクライトですが、こちらが位相差障壁を越えられるのはエネルギー源というよりも、前回解説した通り、櫻井了子の助手を務めていたスターリットの手による所が大きいと思われます。
シンフォギアの開発が頓挫してしまった世界を出身とするスターリットは、自身が開発に深く携わったシンフォギアの技術をエレクライトに応用。聖遺物や異端技術に依らない、純粋科学のみでノイズに対抗する兵装として完成させました。
位相差障壁の調律機能は、エレクライトが歌の力を用いていないため、②で考察した原理を音波ではなく電気振動で代用する形で解決させたのかも知れません。
しかし、発明したテスラにも並行世界渡航の技術があり、それを単独で果たせるだけのエネルギーを、エレクライトは生み出す事ができます。
『次元の壁を超え、ノイズに直接攻撃を通せるエネルギー』ではありませんでしたが、それでも充分強力なものではないでしょうか?
今のところ唯一、純粋科学で造られた兵装ではあるエレクライト。しかし、それを完成させたのはシンフォギアの開発に深く関わった科学者と、異端技術で延命した“現代電気文明の父”と呼ばれし大天才。
どちらか片方だけでは、エレクライトが対ノイズ兵装として完成される事はなかったでしょう。
その出会いは、まさに奇跡だったのです……。
となると議題にあげるべきは、残ったこちらになります。
なぜAD兵器は位相差障壁を越えられるのか。
作中では対アルカノイズ戦での使用でしたが、元々は対ノイズ用として提案されたものであり、更にはフィーネの手に頼らずとも量産を可能としていました。
位相差障壁の「調律」が未だ未解明な部分の多い分野である以上、フィーネの手に頼らず量産できるという事は、AD兵器に「調律」の機能は存在しないという事になります。
そうなると、AD兵器が位相差障壁を突破できる理由は、エネルギー源の方にある可能性が高いのではないでしょうか?
そして、それを裏付ける描写がアニメ本編に存在していました。
それは、人間の命から錬成される埒外物理のエネルギー。
特定の指向性を持たない、無色・純粋な高エネルギー体。
パヴァリア光明結社が求めた「絶対たる力」であり、錬金術の極致の一つ。
“神の力”です。
さて、いよいよこの考察も終わりが見えてきました。
次回の議題は神の力、そして“歌の力”。
それらがどういうものだったのか解説しながら、最終的に「歌」に辿り着くシンフォギアについて、考察していきます。
どうか最後まで、お付き合い頂ければと思います。
※1引用元『戦姫絶唱シンフォギア 公式サイト ― 用語・設定解説 ―』及び『現在の世界情勢 - 用語解説 - TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアG」公式サイト』
※2引用元『用語・設定解説 - 戦姫絶唱シンフォギアモバイル公式サイト』
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今日のお昼、ゴーヤーチャンプルー
使っているのは今日のお昼はこちら!
え?色がちょっとおかしいって?
実はこれ、使ってるのがただのゴーヤーじゃないんです。
こちらの白ゴーヤー。普通のゴーヤーより苦味が少なく、ビタミンCの量が多い品種らしいです。
本当にゴーヤーか?って人のためにアップで一枚。
ゴーヤー以外の具は、島豆腐に豚肉、丁度いいくらいの大きさにカットされたスパムポーク。
これからどんどん暑くなるので、夏バテ予防にはピッタリですね。
米と一緒に頂きました。ご馳走様です。
価格:1,296円 |
スパムうす塩 340g×3缶セット 新栄商店 スパムポーク 沖縄 スパムおにぎり 防災備蓄用 レターパック520発送 価格:1,650円 |
島豆腐(大・小)セット (420g×1/210g×2) アンマー ホクガン 日光工場 送料無料 [クール便] ※代金引換利用不可 価格:1,800円 |
『ブラック・ウィドウ』見てきました(ネタバレなし)
MCU最新作、ブラック・ウィドウ見てきました!
というわけで感想です。
・ヒーロー映画というより『スパイ映画』
ハルクならモンスターパニック、キャプテン・アメリカなら戦時もの、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーならアウトローもの×SF……と、主役のヒーローに合わせて様々なジャンルから切り込んでいくMCUシリーズ。
今作はSHIELD最高の女スパイ、ブラック・ウィドウが主役になった事に伴い、1から10まで全ての要素が本格スパイ映画のような仕上がりとなっていました。
一緒に見に行ったリア友、ユウちゃんは「他作との繋がりも薄いし、MCUの入口の一つになれるんじゃない?」と言ってましたが、その言葉は正しいでしょう。
しかし、見る前に予習、もしくは復習しておいた方がいい情報もいくつかありましたので、今回はそれらについて語らせていただきます。
ネタバレの心配はありませんので、安心してスクロールしてください。
・ブラック・ウィドウとは?
アベンジャーズを管理していた国際平和維持組織『S.H.I.E.L.D.』に所属する最強の女スパイ。
『ブラック・ウィドウ』というのはエージェントとしてのコードネームで、本名はナターシャ・ロマノフ。
ソビエトのスパイ養成機関“レッド・ルーム”で育成された腕利きであり、それを脅威に思ったアメリカによって暗殺対象とされていたが、彼女を暗殺する為に差し向けられたホークアイ/クリント・バートンによりS.H.I.E.L.D.にリクルートされた。
レッドルームを裏切ってS.H.I.E.L.D.に入る際、クリントと共にレッドルームの創設者を殺害しているらしいのだが、今作ではその一件が深く関わってくる……。
・ソコヴィア協定とは?
シリーズ13作目『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にて、国連から提示された条約。
前作『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にて決戦の舞台となった街、ソコヴィアの名前が入っており、S.H.I.E.L.D.の崩壊以来、統制のない自警団として危険視されるようになってしまったアベンジャーズを、国連の管理下に置くためのもの。
シビル・ウォーにてアベンジャーズが対立してしまった原因であり、調印反対派であったキャプテン・アメリカチームに加担したナターシャは国際指名手配されてしまっている。
今作の時系列は『シビル・ウォー』と『インフィニティ・ウォー』の間に当たる為、キャプテン・アメリカは逃亡中。ファルコン、ホークアイ、ウィンター・ソルジャーはラフト刑務所に投獄中。アントマンは自宅謹慎という、アベンジャーズの半数が動けない状況での事件である。
一方、ソコヴィア協定賛成派だったアイアンマンチームのヒーロー達も、シビル・ウォーでの対立があった為、仲が険悪な状態となっている。
尤も、半身不随でリハビリ中だったり、恋人と逃亡中だったり、一大国家の王様なので簡単に呼べなかったりと、アイアンマン/トニー・スターク以外は頼ろうに頼れないのだ。
他のヒーロー達が全く出てこない理由に恐ろしいくらい筋が通っている……。
・今作の新キャラ
エレーナ・ベロワ:ナターシャの妹で、彼女と同等の戦闘能力を持つ暗殺者。血は繋がっていないが、姉妹として強い絆で結ばれている。
ある事をきっかけに、何年も連絡し合ってこなかった姉であるナターシャを頼る事となる。
メリーナ:ナターシャの育ての母。レッドルームのスパイ育成プログラムを何周か経験した、熟練の“ウィドウズ”。
スパイであると同時に天才科学者でもあり、本作では重要なポジションにいる存在。
レッド・ガーディアン/アレクセイ:ナターシャの育ての父。かつてロシアがキャプテン・アメリカに対抗すべく生み出した、東のスーパーソルジャー。
怪力を誇るエージェントで、戦時中にキャプテン・アメリカと戦った事があると豪語しており、彼を強くライバル視している。
タスクマスター:今作のヴィラン。様々な武器を使いこなし、あらゆる戦闘技術を一度見ただけで完コピしてしまう驚異的な記憶力を持つ暗殺者。
キャプテン・アメリカのように攻守自在に盾を操り、ホークアイのように正確な弓を放ち、ブラックパンサーの爪を備え、スパイダーマンのように空を舞う体技を使う。
原作では元S.H.I.E.L.D.捜査官で傭兵だったが、今作ではレッドルームからの刺客として登場する。
過去作視聴済みであるなら、どのヒーローの技を真似しているのか、観察してみるのも面白いだろう。
・まとめ
以上の情報を踏まえて鑑賞する事で、MCU初心者も混乱すること無く視聴する事が出来るだろう。
また、既に観てきたファンにも新たな発見があるかもしれない。
MCUシリーズは今後も新たな広がりを見せてくれるだろう。
これからのヒーロー達の活躍に期待したい。
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今日のお昼、炙り牛たん万の『万彩Bランチ』
ブログ開設最初の記事は、今日のお昼。
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沖縄そばにはセルフサービスの紅しょうがを投入。オイ誰だ?紅しょうがに価値は無いとか言った緑のやつは?←
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